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2020.03.22

【自伝】真永工業の社長の自伝を納品しました!

【自伝】真永工業の社長の自伝を納品しました!

 

先日は愛知県半田市にある生産設備メーカー、真永工業を創業した久松貴裕社長の自伝「道の途中」を納品しました。内容は自身の生い立ちから幼少期のこと、社会に出てからのこと、会社を創業したときのこと、事業のこと、スタッフとのかかわり、プライベートのこと、今後のことなど、ご自身が経てきたことの全てが凝縮された一冊となりました。

 

今回はご自身が書き記した内容をメインに、補足としてインタビューをさせていただき、それらの情報をいっぺんにまとめて編集させていただきました。人生80年とすると、ちょうどその折り返しにあたる40歳のタイミングで一度、自らの足跡をまとめたいという思いもあったそうです。

 

制作の際は何度かお会いして取材を重ね、無事に完成しました。文字数も過去最多で、ボリュームのある自伝に仕上がったと思います。なお、表紙の画像は久松社長に提供して頂きました。会うたびに励ましの言葉をいただくなど、懐が深く温かい方でした。本当にありがとうございました!

 

久松社長の半生は、一言でいうと波乱万丈。幼少期の複雑な家庭環境で道を踏み外しそうになったものの、周りの支えでまっとうな経営者となり、自身が創業した真永工業を10億円企業まで成長させました。その一連のストーリーはいま、「SONG FOR THE LOSER(仮)」というタイトルで映画製作が進められています。

 

 

 

 

2020.02.20

【一般高齢者】90歳女性の自分史を納品しました!

【一般高齢者】90歳女性の自分史を納品しました!

先日、栗芝トヨさんの自分史「笑顔が一番」を納品しました。千葉県出身の栗芝さんは今年、90歳。区切りの年齢でなんか新しいことに挑戦したいと考え、自分史制作を思い立ったそうです。そんな栗芝さんの思いをサポートしたいと考えたご子息から、実際のご依頼をいただきました。

 

栗芝さんは国鉄勤務の夫と結婚して3人の子どもを授かり、現在は孫が8人、ひ孫が9人。高齢者向け住宅で幸せな余生を送る、家族思いでとても優しい方でした。インタビューはご子息と共に、高齢者向け住宅で行ないました。午前中はロビーで、お昼休憩をはさんで午後は自室で、朝から夕方まで長きにわたりお話を伺ったのですが、最後まで朝の元気を保ったまま昔の楽しい思い出をたくさん聞かせてくださいました。

 

もともとご自身で書く意欲もあり、確認用の原稿をお送りしたところ、その原稿に対して細かく修正をいただきました。その修正をもとに再編集を加え、紙面に使用する画像も選んでもらって無事に完成! 本文内容、表紙のデザインともに喜んでいただき、ご家族、ご親族ぶんにあたる35部を納品させていただきました。ご依頼、ありがとうございました!

 

表紙は「赤いコスモスのイラストでお願いします」というオファーがあり、こちらでデザインいたしました(表紙デザイン費も製作費に含まれています)。

 

自分史制作をお勧めすると、「私なんて大した人生じゃないから」と謙遜される方も少なくないですが、それはあくまで自分からの視点であって、家族や第三者からすると、ものすごくダイナミックでロマンに満ち溢れている人生だと感じることも往々にしてあります。特に高齢者の自分史は、若い人からみれば文化も価値観も社会的背景もまるで違うので、きっと驚きの連続です。そんなところにも、普通の人が自分史を残す大きな意味があると思います。

 

 

最後に、ご自身が書かれた「まえがき」だけ紹介させていただけたらと思います。

 

「来年に 90 歳を迎える今、考えることは、こんなに長生きをするとは思わなかったということです。そして、今までの人生や昔のことを思い出すことも多くなってきました。

平凡な主婦として生きてきましたので、ドラマや小説のような波乱の人生ではありません。でも、その時々に経験した楽しいこと、うれしかったこと、悲しかったことや苦しかった思い出もたくさんあります。

その小さなエピソードを、アルバムの中の写真やスケッチブックの絵をながめながら、だれかに語りかけるように書いてみようと思いました。

子供達の勧めもあったので、時間をかけて、楽しい思い出を中心に綴ってみました。この自分史を、私を支えてくれたすべての方々に対する感謝の言葉に代えたいと思います」。

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.02.04

【両親へのプレゼント】ご夫妻でお申込みいただいた「みんなの歴史」を納品しました!

【両親へのプレゼント】ご夫妻でお申込みいただいた「みんなの歴史」を納品しました!

先日、満塩ご夫妻の「みんなの歴史(冊子タイプ)」を納品しました!依頼をくださったのは、満塩ご夫妻のご子息。還暦を迎えた両親のプレゼントとしてご依頼くださいました。お一人をインタビューするというのが通常ですが、今回はご夫妻の両方にそれぞれお話を聞くことができました。そのぶんご夫妻にお互いの話を聞くことができ、内容もより掘り下げた意味のある作品に仕上がったと思います。

 

お住まいは鹿児島で、今まで訪れたなかで最も遠い場所となりましたが、鹿児島の食の魅力なども教えていただき貴重な経験になりました(交通費を負担して頂ければ日本全国どこでも取材に伺います)。

若い頃の写真もたくさん持たれていたため、写真を整理するきっかけにもなったようです。実際に紙面に使用した画像は、そのなかから厳選したものです。お二人の出会いも含めてたくさんのエピソードを聞かせていただきましたが、なかでもご主人が高校時代にリスクを承知で桜島に登ったエピソードは秀逸でした。

 

実際の冊子は、お父様が還暦を迎えた日に誕生日プレゼントとして渡されたそうです。「最高の誕生日プレゼントになりました。丁寧に制作していただき、ありがとうございました」とおっしゃっていただきました。こちらこそ、ありがとうございました!

 

 

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