コラム
COLUMN

書き方

2022/01/13

学校の課題で「自分史」の作文が出たのですが、どのような構成で、どんなことを書けばいいのでしょうか。

学校の課題で「自分史」の作文が出たのですが、どのような構成で、どんなことを書けばいいのでしょうか。

 

学校の課題で「自分史」の作文が出たのですが、どうやって書いていいか分かりません。どのような構成で、どんなことを書けばいいのでしょうか。
 
 
まず、「自分史」には正解が存在しないので、自分の書きたいように書くというのが基本です。ただ、読書感想文のようにある程度の型はあるので、それに当てはめれば形になると思います。
例えば読書感想文であれば、
 
1. その本を選んだ理由
2. 本のあらすじ・内容
3. その本を読んだ自分の感想
4. その本から学んだこと、得たことを今後どう生かすか(まとめ)
 
というように、順序だてて考えれば書きやすいです。
 
この四段落構成を自分史で考えれば、
 
1. 生まれてから現在に至るまでの出来事
2. 人生で特に印象に残っていること
3. 過去を振り返って今の自分が思うこと
4. 今後の人生をどうしていきたいか
 
といった具合でしょうか。ただ、自分史は「エピソードの集合体」なので、自分の身の回りで巻き起こった様々なエピソードを過去から未来へ時間軸に沿って並べるだけで、それなりにまとまります。読書感想文のように、無理に四段落構成にする必要もなさそうです。
 
そのうえで「自分史」で大切なのは、「どうして自分がその行動をとったか」という、なぜの部分です。それがないと、ただただ事実の羅列になってしまい、面白みに欠けます。
 
例えば下記のような文章です。
「私は○○年●月、東京都世田谷区で生まれた。その後、小学校3年のときに調布市に引っ越した。小学校高学年になってからは、プールや算盤といった習い事をしていた。あまり友だちが多いほうではなく、むしろ勉強が得意だった。また、その頃から天体観測がするのが好きだった。スポーツは自分でやるより観るほうが好きで、なかでも野球に興味を持った。ひいきのチームとしてヤクルトスワローズを応援していた」。
 
一見すると普通の文章ですが、これには「なぜ」が欠落しており、作者のことが表面的にしか分かりません。この作者の家族はなぜ引っ越したのか、なぜ習いごとを始めたのか、なぜ友だちがすくなく勉強が得意だったのか、なぜ天体観測が好きなのか、なぜ野球に興味を持ち、ヤクルトファンになったのか。これらには必ず、その理由があるはずです。
この「なぜ」の部分を掘り下げ、それぞれの理由を丁寧に書いていけば、きっと趣深い自分史が書けるはずです。
 
さらに文字を埋める必要があるなら、周りの人のことを書くことをお勧めします。自分史だからといって、自分のことしか書いてはいけないというルールはどこにもありません。むしろ自分の身の周りにどんな人がいたか、何を学んだかなどを書くことで、よりその自分史に奥行きが出て面白いと思います。
 

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