コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、衣服のことを書く
衣食住の「衣」について、どんな考えを持っていますか。
服装に無頓着な人もいれば、オシャレに並々ならぬこだわりを持っている人もいます。人によって色や素材、着心地の好みや、お気に入りのメーカーも違うでしょう。さらに世代や流行によって、好みは変化していきます。いずれにせよ、衣服は生活するうえで欠かせないものですから、衣服に対してその都度、自分なりの考えやこだわりがあったのではないでしょうか。シニアの方であれば、洋服だけでなく和服に造詣深い方も多いと思います。
なお、アパレル系企業による「若者のファストファッション意識に関する調査」の結果は以下のとおり。
【ファッションに興味がありますか?】
[男性]
とてもある 26%
ややある 51%
あまりない 22%
まったくない 2%
[女性]
とてもある 51%
ややある 41%
あまりない 6%
まったくない 1%
「興味がある」と答えたのは男性が77%、女性が93%。いずれにせよ、少なからずファッションに興味を持っている人が大多数であることが分かります。今では「UNIQLO」や「しまむら」「無印商品」などファストファッションブランドも人気ですが、これは「有名ブランドは敷居が高いがファッションには興味がある」というライト層をうまく取り込んだ結果と言えそうです。
また、私服だけでなくスーツに関しても、最近ではオシャレな着こなしに見えるオーダーメイドのスーツが再び注目を集めています。「一張羅」と呼ばれて一着つくるのがかなりの高額だった終戦直後とは違い、今はそれぞれのオーダーを自動化することで安価に作れる体制が整っており、オーダースーツの需要が高まっているそうです。
さて、ご自身は衣服やアパレルについて、どんな思い出があるでしょうか。
・お気に入りの服
・ファッションのこだわり
・思い出に残っている衣類
・好きなブランド
・一番高価な買い物
・衣服にまつわるエピソード
ファッションの好みや着こなしのセンスは、その人自身の性格を如実に反映するもの。それだけに衣類へのこだわりは、「自分史」を書くに値する事柄でもあると思います。ぜひ幼少期から現在に至るまでの衣類にまつわるエピソードを、色々と「自分史」につづってみてください。