コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、定年退職後のことを書く
定年退職後、何をしていますか。あるいは定年退職後に、やってみたいことはありますか。
基本的に定年は60歳に定めている企業は多いですが、2013年に施行された「高年者雇用安定法」により、65歳まで安定して雇用するため下記のいずれかに取り組むことを義務付けられました。
・定年の引き上げ
・継続雇用制度の導入
・定年制の廃止
これを受け、実際に定年を65歳までに引き上げた企業の割合は約10%。従業員が多いほどその割合は低く、小規模になればなるほどその割合があがっています。
実際には多くの企業が「継続雇用制度」を採っており、これによって雇用条件が変わるというのが一般的です。一口に言えば給料が下がった形で再雇用されるということですね。実際、この制度で約9割の人が定年後も働き続けています。
なお、シニア関連企業調べによる「定年後の過ごし方」のアンケート結果は、以下のとおりです。
【家事以外で日々、主にどんなことをしていますか?】
1位 趣味 40%
2位 運動 32%
3位 テレビ・映画鑑賞 25%
4位 ガーデニング・庭の手入れ 24%
5位 パート・アルバイト 21%
6位 買い物・ショッピング 17%
7位 知人との交流 11%
8位 勉強 7%
9位 習い事 6%
1位は「趣味」ですが、その種類は無数にあります。定年まで仕事一本で無趣味だったという人が、定年後に新しい趣味を見つけるケースも多いです。
旅行、登山、映画鑑賞、囲碁・将棋、神社・仏閣巡り、サイクリング、油絵・水彩画・デッサン、カラオケ、絵手紙、ゲートボール、DIY、ツーリング、筋トレ、カメラなど、挙げだしたらきりがないほどです。
さて、自身は定年後、どんな生活をしていますか。また、まだ働いているのならば、定年後に何がしたいでしょうか。
・定年後にしていること
・定年後の楽しみ
・定年後の心境の変化
・これからの目標
・人間関係の変化
・定年後の生活にまつわるエピソード
定年後に何をしていいか分からないという人も少なくないですが、セカンドライフを充実させるための商品やサービスが十分すぎるほど整っているのも事実です。もちろん、定年後の過ごし方として「自分史制作」というのもあるでしょう。ぜひ、ゆっくりと時間が取れそうなタイミングで、「自分史」の制作に取り組んでみてください。