コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、定年退職にまつわることを書く
いつ、定年退職を迎えますか。あるいは、すでに定年退職しているでしょうか。
いま、一般的に定年とされているのは65歳。これは年金の受給年齢が65歳に引き上げられたことによるもので、それに伴い企業側は「改正高年齢者雇用安定法」により、65歳まで安定的な雇用をすることを義務付けられました。
とはいえ数十年前、例えば1970年代は55歳が定年でした。1980~2010年は定年が60歳。そして今が65歳。要するにここ40~50年で定年は10年も伸びています。結局、企業は人件費がかさむので、20代~50代の給与上昇カーブを鈍化させることで対応するケースが増えています。もちろん元気な高齢者が増え、充分に働けるというのも定年が伸びた要因として挙げられます。
定年が伸びたことにより、企業は若い世代に十分な給与が支払えず、若い世代は金銭的な不安から子供をつくろうとしないため、結果的に少子化につながっています。いいか悪いかは別として、これがいまの現状というわけです。
さらに専門機関によると、このままのペースで行くと「定年70歳」という時代がすぐそこまで来ているそうです。というより、「年金支給開始が70歳になる」と言ったほうが的確でしょうか。要するに年金の支給が70歳へと後ろ倒しになるのに伴い、70歳までの雇用義務を企業側に課すという流れです。
ともあれ企業に勤めていれば、いつかは必ず定年退職はやってきます。もし定年退職を迎えた後であれば、どのような思いがあったでしょうか。
・定年退職を迎えたときの心境
・会社とのやり取り
・社員とのつながり
・定年退職のお祝いについて
・周囲の反応、言われたこと
・定年退職後の生活の変化
・定年退職後に始めたこと
・定年退職にまつわるエピソード
人生100年時代と言われている今、65歳で定年したとしても100歳まで35年もあります。第二の人生のスタートでもある定年退職は、「自分史」においても大きな区切りの一つ。ぜひ、定年退職にまつわる様々なエピソードを、「自分史」に記してみてください。