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書き方

2020/02/19

「自分史」に、社会人になったばかりの頃のことを書く

「自分史」に、社会人になったばかりの頃のことを書く

 

社会人になったばかりのときのことを覚えていますか。

 

 

社会人の第一歩と言っても中卒や高卒、大学卒や大学中退など就職のルートや入社先の企業によってさまざまなケースがあると思いますが、いずれにせよお金を払って学ぶ側の学生から、お金を稼ぐ側の社会人になったことで、色々と新鮮に感じたことや大変な面もあったと思います。

大手企業であれば数か月に及ぶ新人研修が待っていたり、小規模な事業所であれば初日からいきなり実務というところもあるなど、入社後の環境も様々。企業によって待遇がまるで違うのは、学生時代と大きく異なる点と言えます。

 

せっかく苦労して新卒として入社できた企業でも、待遇面が悪かったり人間関係がうまくいかなかったりして、数年後に退職を決意するケースも少なくありません。その人が若ければなおさらです。

 

人材関連企業調べ(2017年)によると、新卒で入社した企業の離職率の割合は以下のとおりです。

 

 

[中卒新卒社員の離職率]

1年以内 42%

2年以内 59%

3年以内 64%

 

[高卒新卒社員の離職率]

1年以内 18%

2年以内 31%

3年以内 41%

 

[大学卒新卒社員の離職率]

1年以内 12%

2年以内 23%

3年以内 32%

 

 

 

もちろん大手、中小で差はあると思いますが、平均するとこの数字になるそうです。中卒、高卒社員の離職率が高いのはなんとなく分かりますが、大学新卒でも3割の人が3年以内に辞めています。

 

これも人材関連企業調べのデータなのですが、「今あなたが置かれている環境を入社前に知っていたらその会社に入社しましたか?」との問いに対し、「入社した」と答えた割合は23%にすぎなかったそうです。要するに4人に3人は、思っていたのと違う仕事をしているということ。道理で離職率は高いはずですよね。ちなみにアメリカ人に同じ質問をしたところ、70%の人がYesと答えたそうです。

 

ともあれ、社会人になったばかりの時期というのは誰にでもあり、それぞれの思いもあるはずです。社会人一年目のフレッシュな記憶は思い出せるでしょうか。

 

 

 

・その企業を志望した理由

・同期入社の社員のこと

・初日にやったこと

・上司の印象、人間関係

・職場の雰囲気、第一印象

・働いてみて感じたこと、気づいたこと

・入社したての頃のエピソード

・会社のあった場所、通勤の経路

 

 

 

社会人の一歩目というのは、特に男性であれば長いサラリーマン生活の第一歩なわけですから、「自分史」としてみても大きな節目です。どのようなスタートを切ったのか、ぜひ「自分史」に記してみてください。社会人としては何もかもが未経験なわけですから、いまから振り返ると笑ってしまうような失敗談などもあったのではないでしょうか。

 

 

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