コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、初めてやったギャンブルのことを書く
初めてギャンブルをしたときのことを覚えていますか。
一口にギャンブルと言っても色々とありますが、メジャーなものとしてはやはりパチンコと競馬になるでしょうか。法律的にはパチンコは18歳以上、競馬や競輪、オートレース、競艇などの公営ギャンブルは20歳を超えていれば参加できます。
例外として20歳を超えていても学生は参加することが禁じられていましたが、2005年の法改正で競馬だけは学生でも20歳を超えていれば馬券を買うことができるようになっています。
なお、公営ギャンブルはそれぞれに管轄の省庁が違います。「競馬」は農林水産省、「競艇」は国土交通省、「競輪」と「オートレース」は経済産業省。それと公営ギャンブルではないですが、それに準ずるものとしてTOTOは文部科学省、宝くじは総務省、パチンコは警察庁が管轄しています。
初めてギャンブルをするタイミングとしては、やはり年齢的に大学生のときが多いでしょう。好きか嫌いかは別として、大学時代に友だちに誘われて競馬場やパチンコ店、麻雀荘に行ったという人も少なくないと思います。
実際に専門機関のリサーチによると、大学生を対象とした「どんなときにギャンブルをやりますか?」というアンケート結果は以下のとおり。
1位 友だちや恋人に誘われたとき 42%
2位 1人でいて暇なとき 20%
3位 むしゃくしゃしているとき 13%
4位 大きなイベントや大会があるとき 8%
5位 旅行に行ったときの記念など 7%
また、初めてやったギャンブルの種目は以下のとおり。
1位 パチンコ 42%
2位 競馬 37%
3位 カジノ(オンライン含む) 13%
4位 競輪 8%
5位 競艇 2%
やはりパチンコはどの街にもあって容易に入れるぶん、経験者は多いようです。競馬もCMに有名タレントを起用してイメージアップに努めており、だいぶ印象がよくなっている感はありますね。さて、一番最初にやったギャンブルの記憶はよみがえってきましたか。
・最初にギャンブルをした種目、場所
・ギャンブルの勝敗
・一緒にやった人のこと
・ギャンブルで勝って買ったもの
・ギャンブルで負けて感じたこと
・ギャンブル全般の思い出、エピソード
ギャンブル依存症などの問題から、ギャンブル自体に嫌悪感を示す人も一定数いますが、「将来の分からないことに何かをかける」という意味では、人生もギャンブルのようなもの。一般企業に勤めて安定した生活を送っているからこそ、逆にギャンブルをやりたくなるのが人情なのかもしれません。駅前の一等地のパチンコが存続し続けているのは、やはりたくさんのパチンコファンがいるからです。
このテーマは、ギャンブルをしない人にとっては関係ないと思いますが、学生時代に友だちに誘われたというエピソードくらいはあるかもしれません。けっこうギャンブルにのめりこんだ人は、「自分史」にもたくさんの内容が記せるでしょう。ぜひギャンブルにまつわるエピソードや思い出を、「自分史」に残してみてください。