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書き方

2020/02/14

「自分史」に、大学中退にまつわることを書く

「自分史」に、大学中退にまつわることを書く

大学を中退したことはありますか。あるいは、周りに大学を中退した先輩や友だちはいたでしょうか。

 

大学生の増加と比例して大学の中退率は年々増え、いまは11%ほど。高校の中退率は2%ですから、大学がいかに高いかが分かります。教育・医・歯・農など卒業後の職場がイメージしやすい学部よりも、文・経済・経営・商・社会といった文系学部で比較的多い傾向があるそうです。

 

中退の理由は、5つに大別できます。

 

 

・他にやりたいことができた

・アルバイト中心の生活になった

・金銭的、身体的な理由

・学ぶ意欲を失った

・学業についていけなくなった

 

 

一番上の「他にやりたいことができた」は、中退の理由として非常に前向きです。例えばアップル創業者のスティーブ・ジョブズやフェイスブックを立ち上げたマークザッカーバーグ、ライブドア創業者の堀江貴文さんなど、IT系の経営者などもこのパターンが多いです。芸能の世界で活躍する人もこのケースは結構ありそうです。

このように中退の理由が前向きであればいいですが、問題は残りの4つ。「アルバイト中心の生活になった」「金銭的な理由」は、学費の支払いや一人暮らしを続けることが難しくなったという学業以外に関する部分ですが、私立大学に通う一人暮らしの生徒が年間で必要なお金は平均で239万円とかなり高額ですから、これを維持できなくなるケースがあるのも仕方のないことかもしれません。

一方で下の2つ、「学ぶ意欲を失った」「学業についていけなくなった」に関しては、全く勉強をせずに単位を落としてモチベーションを失うというのが典型的なパターンでしょうか。学ぶ意味や社会に出る意義などを見いだせず、人生に疑問を感じているというケースも多いそうです。

 

いずれせよ、これらの要素が複合的に組み合わさって最終的に「大学中退」という決断に至るのですが、その後の行動のランキングは以下のとおりです。

 

 

【大学中退後の進路】

 

1位 正社員として就職(32.1%)

2位 新しくアルバイトを始める(31.8%)

3位 今のアルバイトを継続(27.3%)

4位 資格取得の勉強(10.6%)

5位 特に何も考えていない(8.5%)

6位 専門学校など他の学校へ入学(3.9%)

7位 職業訓練を受ける( 3.7%)

 

 

 

いい企業に就職するために大学に入学したのに、中退して結局はどこかで働くというのは本末転倒な気はしますが、大学3~4年で就職活動をして新卒で一般企業という既定路線に疑問を感じる生徒は、一定数いるのだと思います。いまは「一般企業に就職すれば一生安泰」という時代ではなくなっているだけに、大学中退者はさらに増えるかもしれません。

さて、大学中退にまつわる記憶はあるでしょうか。あるいは友だちから大学中退を相談されたことなどはありますか。

 

 

・大学を中退した理由、事情

・大学を中退した友だちのこと

・大学中退に関するエピソード

 

 

大学を中退した人は少ないと思いますが、もししたことがあるなら「自分史」における本当に大きなターニングポイントにもなったと思います。ぜひ、そのときの率直な感情や考えていたことを、「自分史」に記してみてください。

 

 

最後に、大学を中退した、あるいは除籍になった有名人は以下のとおりです。

 

 

【早稲田大学】

石田純一 (商学部中退)

小室哲哉 (社会科学部中退)

広末涼子 (教育学部中退)

タモリ (文学部除籍)

堺雅人 (文学部中退)

 

【青山学院大学】

桑田佳祐 (経営学部除籍)

高橋克典 (経営学部中退)

槇原敬之 (文学部中退)

 

【明治大学】

北野武 (工学部中退)

西田敏行 (農学部中退)

 

【法政大学】

糸井重里 (文学部中退)

甲本ヒロト (経済学部中退)

 

【立命館大学】

岡村隆史 (経営学部中退)

 

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