コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、大学時代のアルバイトのことを書く
大学時代や短大時代、専門学校時代に、アルバイトは経験しましたか。
特に一人暮らしであれば、生活費を稼ぐためにバイトをせざるを得ない状況だった人もいたと思います。とはいえ高校生よりも格段に時間の融通が利くぶん、定番のコンビニやファミレス、居酒屋だけでなく珍しいバイトを経験した人も意外に多いのではないでしょうか。そもそも18歳以上でなければできないアルバイトもかなり多いです。
では、実際にどれくらいの大学生がアルバイトをしているのでしょうか。日本学生支援機構調べによると、2016年の大学生のアルバイト率は83%。そのうち仕送りだけでは生活できないのでアルバイトをしているという人は38%でした。2012年にはアルバイト率が74%でしたから、ここ数年で10%も上昇していることになります。
これは大学生の数が増えるなかで、仕送りする家庭ほうの財政事情が厳しくなったこと、さらに人手不足で雇用する側の待遇が良くなったことが挙げられると思います。83%ですから、もはやほとんどの学生がアルバイトをしているレベルですね。それくらい、大学生とアルバイトは密接な関係にあります。就職する前に社会経験を積めるというのも大きいですね。
なお、大学生のアルバイトの職種ランキングは以下のとおり。
1位 飲食業(ファミレス、居酒屋など) 40.9%
2位 販売 (コンビニ、スーパー、デパート、量販店など)24.7%
3位 家庭教師(塾、予備校講師、試験監督、採点後業務含む)12.4%
4位 その他 8.2%
5位 販売・飲食を除く軽労働(清掃、警備、包装、製造、調査など)7.4%
6位 事務(一般事務、データ入力、コールセンターなど)3.2%
7位 重労働・危険作業(土木、重量物運搬、建設、倉庫整理など) 1.8%
8位 特殊技能(通訳、翻訳、プログラミング、インストラクターなど) 1.4%
やはり高校時代と違って幅広く、なかには正社員以上の働きをした人もいたと思います。個人的にもファーストフード店、ファミレス、ピザのデリバリ―、パチンコ店、野球場、麻雀荘など色々と経験しました。後半の3つは4位のその他に入るのでしょうか。
さて、大学や専門学校時代のアルバイトのことは思い出せそうでしょうか。
・大学時代に経験したアルバイト
・バイト先での人間関係
・アルバイトをして楽しかったこと、つらかったこと
・アルバイト先で衝撃を受けたこと
・アルバイトを通じて学んだこと
・バイト代で買ったもの
・アルバイト先の雰囲気
・学業への影響
アルバイトとはいえ、働いて給与を得るという意味では社会人と一緒。お金をもらうという意味での責任は、勉強では味わえない緊張感があり、それだけに印象に残っていることも多いと思います。ぜひ、「自分史」に大学時代のアルバイトの記憶を記してみてください。