コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、高校卒業後の新生活のことを書く
高校卒業後、日々の生活はどう変わりましたか。
もちろん進路によってさまざまなケースがあると思いますが、進学にせよ就職にせよ、実家を離れて暮らし始めた人も多いと思います。
幼少期から高校卒業までは、基本的に実家で暮らす人がほとんどです。高校時代も全寮制などでなければ、基本的には多少遠くても実家から通うでしょう。小・中・高まで公立の学校に通う割合は約7割だそうですが、その生徒は徒歩や自転車で通学したと思います。要するに生活の範囲のほとんどが地元ですね。
一方で高校卒業は大学進学や進学により、都心部で一人暮らしを始める人も多いです。実家からだとしても、バスや電車などの公共交通機関を乗り継ぎ、ともすれば2時間近くかけて通勤、通学するケースも圧倒的に増えるでしょう。
専門機関のリサーチによると、大学生の居住形態は以下のとおり。
自宅 56.5%
一人暮らし 38%
学寮 5.5%
大学生の約4割が、一人暮らしをしている計算です。学費の安い公立大学に限ると、一人暮らし率は63%にまで跳ね上がります。これは単純に生活費の差が出ているというわけです。
ちなみに私立大学の場合、学費や生活費など一人の大学生が年間で必要な平均費用は239万円。月に約20万円という計算ですね。
ともあれ、新生活は新鮮ですから、きっとたくさんの記憶が残っていると思います。さて、当時の記憶を思い出せるでしょうか。
・高校卒業直後の心境
・高校卒業直後の環境
・生活で大きく変わったこと
・新しく暮らし始めた街の印象
・一人暮らしをし始めたばかりの頃のエピソード
・新天地での決意
・新しい人間関係
高校卒業後の自分は新天地で希望に満ち溢れていましたか。あるいは意図していない不本意なスタートだったでしょうか。そしてその思いは、どのように変化していったでしょうか。ぜひ、大きく生活が変わったであろう節目の頃のエピソードを、「自分史」に記してみてください。