コラム
COLUMN

書き方

2020/01/23

「自分史」に、中学時代の授業のことを書く

「自分史」に、中学時代の授業のことを書く

中学生時代の授業のことは覚えていますか。

 

 

日本では小学校と中学校は義務教育なので、当然ながらその年齢に相当する生徒は必ず学校で学ばなければなりません。文部科学省によって必修教科が定められており、これは公立も私立も一緒です。その必修は下記で、隣の数字は年間の授業数です。

 

 

国語 140(習字を含む)

社会 105(地理的分野、歴史的分野、公民的分野)

数学 140(代数分野、幾何分野)

理科 105(物理、化学、生物、地学)

音楽 45(器楽合奏を含む)

美術45

保健体育 105(体育分野、保健分野)

技術・家庭 70(技術分野、家庭分野)

英語 140

 

これに加えて「道徳」の授業が35時間、「総合的な学習の時間」の授業数が50時間、「特別」活動の授業数が50時間と定められています。これらを組み合わせて、時間割りが組まれているというわけですね。

「総合的な学習の時間」は平成10年の改訂で誕生した時間なので、30代以上の人は分からないと思います。これは自ら学び自ら考える力など「生きる力」の育成に充てられる時間。加えて最近では道徳の時間が増えるなど、詰込み型の教育ではなくいかに心豊かな人間の形成ができるかに比重が置かれるようになったというのが、昔の教育との大きな違いだそうです。

さて、中学時代の授業は思い出せそうでしょうか。

 

 

・好きな授業、得意な授業

・嫌いな授業、苦手な授業

・授業中のエピソード

・記憶に残っている教師

・体育でやった競技

・技術や家庭の時間で作ったもの

・音楽で歌った歌、取り組んだ楽器

・主要5科目のテスト成績

・授業中の態度、気になっていたこと

 

 

 

真面目に学んでいなかったせいか、個人的には事業中のことをあまり思い出せません。いちおう真面目に勉強したと言えるのは、テスト前の正味一週間くらいですね。

なんとなく覚えているのは歴史の時間。社会科の先生が「タイムマシンがあったとしたら、過去のどの時代に行ってみたいか」との問いを何人かの生徒にし、そのときにあてられた私は三国志にハマっていたこともあって「三国志時代に行ってみたいです」と答えました。するとその先生は半笑いで「面白い、群雄割拠の時代か。乱世だけに君はすぐに殺されそうだけどね」と言ったのです。教室内ではやや受けでしたが、まだ純粋な心を持っていた私は地味に傷ついたことを覚えています。どんな教師だよ。

 

さて、中学時代の授業の時間のことは思い出せたでしょうか。授業内容を思い出そうとするよりも、まずは卒業アルバムを開いて教科の先生の顔をみれば、なんとなく教室の雰囲気がよみがえってくるかもしれません。

ぜひ、「自分史」に中学校時代の授業内容や、それにまつわるエピソードを、自分史に記してみてください。中学時代の記憶はまとまっているはずですから、一つを思い出せばそれに付随する記憶も連鎖的によみがえるはずです。

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