コラム
COLUMN
書き方
2020/01/22
「自分史」に、中学時代全般のことを書くのは難しいかもしれない
中学生時代の、日々の生活のことを覚えていますか。
一口に中学生と言っても、入学当初はまだまだ幼く子どもですが、卒業時期にはほぼ大人と同等の身長になる生徒もいて、たった3年間なのにものすごく変化の大きい時期。子どもではないが大人でもない、思春期まっただなかの味わい深い3年間だと思います。
それだけに、「中学時代」と言っても要素が多すぎてなかなか絞りづらいのではないかとも思います。関東と関西の文化が入り混じった名古屋、東洋と西洋が入り混じったトルコのように、色々な文化や情報や知識がごちゃ混ぜになっている時期でもあるので、なかなか捉えどころが見つからないというか…。ただそうやって生まれた独特な雰囲気は、すごく魅力的ですよね。
色々な知識を吸収してどんどん賢くなり、小学校時代の友だちと疎遠になり、周りの友だちの趣味に影響を受け、部活の帰り道に買い食いをし、恋をし、親の小言がうっとうしくなり、自分の存在が何なのかを考えはじめ、自由に使えるお金がほしくなり、虚勢は張るが未熟な部分もたくさんある時期。これらを経て自我が確立して徐々に大人へと成長するわけですが、ちょうど大人と子供の境目が中学時代でもあると思います。
・中学時代の友だちのこと
・中学時代の家族のこと
・中学時代に考えていたこと
・中学時代の将来の夢
・中学時代に悩んだこと
・中学時代全般を通じたエピソード
今回のテーマはかなりざっくりというか漠然としていますが、その混沌こそがまさに中学生時代と思います。ぜひ、子どもから大人へと揺れ動いていく感情を、「自分史」に記してみてください。