コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、子どもの頃に遊んでいたおもちゃのことを書く
小さい頃、どんなおもちゃで遊んでいましたか。
世代や年齢、性別、環境によって大きく異なるので非常に漠然とした問いですが、ともあれ「子供は遊ぶことが仕事」などと言われるように、幼い頃は色々なおもちゃで遊んだと思います。
たくさんあるのである程度のカテゴリに分けると、
・「乳幼児玩具」 ガラガラやおしゃぶりなど
・「音響玩具」 太鼓やタンバリン、笛など音の出る玩具全般
・「練習玩具」 けん玉やコマ、なわとびなど
・「ブロック」 レゴ、ナノブロックなど
・「パズル」 ジグソーパズル、ルービックキューブなど
・「人形・ぬいぐるみ」 フィギュアなども含む
・「模型」 プラモデル、ラジコン、ミニカーなど
・「カードゲーム」 かるた、トランプ、UNOなど
・「テーブルゲーム」 囲碁、将棋、麻雀、ビリヤードなど
・「ボードゲーム」 人生ゲーム、カタンなど
・「コンピュータゲーム」 任天堂Wii、ファミコン、プレイステーションなど
・「スポーツ」 スーパーボール、サッカーボール、フリスビーなど
・「食玩」 お菓子のおまけなど
などが挙げられるでしょうか。もちろんすべて網羅しているわけではなく、これ以外のカテゴリやジャンルの玩具もたくさんあります。それくらいおもちゃは多岐にわたり、生活に密着していると言えます。いまは雑貨や書籍、文房具なども玩具と融合しているものも多く、その境目があいまいになっている感もあるとありますね。
さて、幼少期に遊んだ玩具やおもちゃのことは思い出せますか。
・持っていたおもちゃ
・欲しかったおもちゃ
・気に入っていたおもちゃ
・一緒に遊んだ友だちのこと
・遊んだ場所
・おもちゃを買ってくれた人のこと
・買ってもらった日のこと
・そのおもちゃで遊んだ期間
幼少期で遊んだおもちゃは、少なからず将来に影響します。小さい頃から将棋にハマってプロ棋士になったというストレートなケースもあるでしょうし、プラモデルが好きでものづくりの世界に進んだとか、ファミコンにハマってゲームクリエイターになったとか、そんなエピソードはけっこうあるのではないでしょうか。
ぜひ、実は「自分史」に大きな影響を与えているかもしれないおもちゃの思い出を、色々と記してみてください。
個人的には真っ先にファミコンが浮かびますが、妙に印象に残っているのはキン消しのパチものやビックリマンシールでいうロッチなど、いわゆる偽物のおもちゃ。本物よりも明らかにクオリティが低いのは子どもながらに一目で分かるのですが、私はこのシールや人形を本意ではない形でつかまされた経験を通じて、人気のあるものは真似されるという、社会の本質を知ったような気がしました。ロッチはまさに社会の縮図です。