コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、小学校時代の得意な教科のことを書く
小学校のとき、得意な教科はありましたか。
小学校の教科と言えば国語・算数・理科・社会・体育・音楽・家庭科・図画工作などが主なものでしょうか。これに加えて2020年には、小学校3年生から英語教育が必修化、小学校5年生から教科化されるそうです。グローバル化が進む昨今、英語が授業に加わるのは遅いくらいのような気もしますが、ともあれ時代によって科目も変化しています。
普通に考えれば、ただでさえ日本語は難しいのに英語まで…と思いがちですが、例えばいち早く英語教育が進んでいる韓国では、ほとんどの若者が母国語と英語を話せるそうです。
さて、小学校時代に学んだことや授業内容について思い出せますか。
・得意だった科目
・苦手だった科目
・音楽や図工、家庭科など専門科目の教師の印象
・授業中のエピソード
・テストに関する思い出
・学んだことで印象に残っていること
学校の授業内容は多岐にわたり、それに付随するテストや教科書の内容など、細かい部分も含めると、実はかなりの記憶が残っている人も多そうです。が、個人的にはすぐにはパッと思い出せません。当時はファミコンとマンガに夢中で、よほど真面目に勉強していなかったかが分かります。
これも親の方針によって、かなり記憶の有無は分かれそうです。教育熱心な家庭で育ち、しょっちゅう勉強しろと言われていたのであれば、きっと勉強の記憶も残っているでしょう。逆に親がうるさく言わなければ、なかなか自発的に勉強しないもの。どちらがいい、悪いというわけではないですが、小学生時代は親の教育方針によってかなり左右される時期だとも言えると思います。
今の時代は少子化で教育熱心な親が増えたため、昔よりも学校の教科の記憶が残っている人が増えているのではないでしょうか。年功序列、終身雇用の時代ではなくなっている不安定な時代だからこそ、いい学校に行かせて大企業に就職させたいという親が増えているのは、なんだか皮肉な話ですね。
さて、小学校のときの得意な教科、苦手な教科は思い出せましたか。人によっては、担任の先生が何気なく発した一言が妙に記憶に残っていることもあったりするでしょう。ぜひそういった何気ないやり取りも含めて、「自分史」に記してみてください。