コラム
COLUMN
書き方
「自分史」に、小学校時代の習い事のことを書く
小学校時代、どんな習い事をしていましたか。
一昔前ならば習字、そろばん、スイミング、ピアノなどが定番でしょうか。文化の多様化に連れて習い事も細分化されており、最近では空手や剣道、少林寺拳法といった武道やアイススケート、ゴルフ、テニス、体操などのスポーツ系、ダンスやバレエ、演劇といった芸能系など様々な習い事があります。加えて小学校の野球チームやサッカークラブなどもありますよね。さて、習い事のことを思い出せますか。
・習い事を始めたきっかけ
・習い事の種類
・習い事でできた友だち
・習い事での事件
・好きだった習い事、嫌だった習い事
・各教室のあった場所
・講師と話した内容、交流
・習い事をしていてよかったと思ったこと
・習い事をしていた期間
いまの高齢者が若い頃は今より兄弟が多く、習い事の文化もそれほど進んでいなかったため、習い事の記憶がある人は少ないかもしれません。一方で少子化の今は一人の子どもに費やせる金額が昔よりも増えており、多くの子が習い事をしている傾向があります。
月曜日から土曜日までの放課後は、習い事と学習塾の予定で埋め尽くされているなんていう子どももいると思います。それほど、子どもに様々な経験を積ませたいという親が増えたのも事実です。
専門機関の調査によると、2019年の「子供の習い事ランキングベスト15」は以下のとおりです。
第1位 :水泳
第2位 :英語・英会話
第3位 :ピアノ
第4位 :習字
第5位 :学習塾
第6位 :体操
第7位 :サッカー
第8位 :そろばん
第9位 :その他スポーツ
第10位:ダンス
第11位:空手
第12位:リトミック
第13位:バレエ
第14位:テニス
第15位:絵画
やはりバラエティに富んでいますが、水泳は昔から根強い人気です。「心肺機能が強くなる」「頭がよくなる」「風邪をひきにくくなる」「水辺の事故を防げる」など、そのメリットが改めてクローズアップされているようです。グローバル化が進む昨今、英語の人気も高いですね。
一方で、今の60代以上の人に「小学校時代にしていた習い事」を聞いたアンケートによると、
第1位 :習字・硬筆
第2位 :そろばん
第3位 :学習塾
第4位 :ピアノ・エレクトーン
第5位 :水泳
という結果になりました。上位はさほど大きく変わっていないという印象です。
さて、習い事にまつわるエピソードを思い出せたでしょうか。小学校時代の習い事が大人になって生きているというケースもあると思いますから、そのあたりも含めてぜひ自分史に記してみてください。