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書き方

2019/04/04

「自分史」と、食べること

「自分史」と、食べること

今回は「食」と自分史について記します。

 

 

いまさら言うまでもないですが、「食」は人の生命をつかさどっています。

 

 

・三大欲求

「食欲」「睡眠欲」「性欲」

 

・生きるうえで必要な3要素

「衣」「食」「住」

 

 

このどちらにも入っている「食」というテーマは、やはり自分史を書くうえで触れないわけにはいきません。グルメな人なら、食についてだけでも一冊の自分史が作れそうなくらい普遍的かつ奥深いテーマだと思います。

仮に80歳まで朝昼晩の三食を食べたとすると、その数は単純計算で365日×80年×3食で87600食を数えます。もはや、それが多いのか少ないのか想像もつかないような途方もない数字ですね。

 

いまは飽食の時代で肥満体の人も増えていますが、お米さえ満足に食べられない人が大勢いるという戦争の時代が、70年以上前にありました。ここ数十年でも食に関する文化は変化しているだけに、自分が何を食べて何を飲んできたか、何が好物だったという記憶も、時代背景を映し出す一つの要素と言えます。

 

分かりやすいトピックとして、冷凍食品が販売されたのが1920(大正9)年。インスタントラーメンは1958(昭和33)年で、これは日清食品を創業した安藤百福さんが開発しました。日本でのマクドナルド1号店が銀座にオープンしたのが1971(昭和46)年。こうした食の分野での誕生についてはいくらでも挙げられますが、一つ言えるのはより美味しく、よりバリエーションが豊かになっていった食の歴史があるということです。

 

進化したのは味やバリエーションだけではありません。盛り付け方や見た目といった視覚的な要素や、近年では栄養・安全性・鮮度といった健康に配慮した食材や外食メニューの登場など、味という本質的なもの以外の部分においても様々な形に細分化されています。

 

こうしたことを全て含めて、自らが直感で食べたいと思った、あるいは健康のために食べなければならないと思って食べてきたのが、自分と食の歴史です。それだけに「目玉焼きは絶対にソース」とか、「焼き肉にはワサビで」とか、「お昼は基本的にインスタントラーメン」など、そのひとならではの食に関するこだわりも色々とありそうです。

 

それらの詳細をリアルに記すことは、立派な自分史の一部です。「食」は人生と切り離せない要素の一つだからこそ、それを起点に自分史の執筆を展開していっても面白いかもしれません。ぜひ、当時の食卓にはどんな料理が並んでなんの調味料が置かれていたか、どこの飲食店で誰と何を食べたかなどを、ゆっくり思い返してみてください。きっと「食」にまつわる懐かしい記憶がよみがえってくるはずです。

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