コラム
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書き方

2019/03/26

ゆかりの地と「自分史」

ゆかりの地と「自分史」

今回は、土地と「自分史」についてです。

 

自分の歴史は、過ごした地理と密接にかかわっています。子供の頃は各地域ならではの文化も、色々と体験したのではないでしょうか。その地域に住む人は当たり前であっても、それ以外の地域の人からすると非常に興味深いテーマでもあり、これもまた自分史に書く価値のあるエピソードになると思います。

 

18歳にもなれば、大学入学や就職を機に新しい地で一人暮らしを始める人も多いでしょう。住んでいる場所は環境が変わるということは、人生において大きな転機。18歳に限らず、子どもの頃なら両親の転勤や転職による引っ越し、社会人ならば自身の転勤や転職のほか、マイホームの購入、両親の介護のための帰郷などが挙げられるでしょうか。そう考えると思いのほか、活動拠点を移すタイミングは多いです。自分史を書く際は、過ごした環境ごとにカテゴリ分けすると分かりやすいと思います。

 

さて、新しい街に住み始めた当初は、とりあえず周囲を散策するはずです。人は新鮮に感じた記憶が残りやすいですから、引っ越し当初のことに思いを巡らせてみると思い出せることは多いのではないでしょうか。

地理上の記憶を自分史制作に生かす方法を「マッピング自分史」と言います。昔に住んでいた地域の地図を書くか、あるいはその地図を紙に印刷したうえで、自分にまつわるエピソードを周辺施設上に書き加えていくというやり方です。

 

定期的に通っていた飲食店や、よく利用したレンタルビデオ店、居酒屋、駅前のスーパー、大学時代の友だちの家・・・とにかく思い出せることを全て、地図上に書き記していくことが肝です。自分史制作においてどこから着手していいか分からないという方でも、これならやることが決められているぶん、すんなりと取り組めるはずです。

 

この図を作成するにあたり、グーグルマップのストリートビュー機能を併用すると効果的です。そして一通りの記入が終わったら、次に実際にその地へ足を運ぶのがベターです。そこで思い出した記憶をメモしておき、自分史執筆に生かせばよりリアルな内容になることは間違いありません。

 

ぜひ、自分史執筆と並行して、往時をしのびつつ思い出の場所を訪れてみてはいかがでしょうか。もちろん地図やストリートビューを眺めながらあれこれ思い出すだけでも、自分史をつくるうえで非常に意味のあることだと思います。

 

余談ですが、そもそも自分史をつくるということはある意味、健康的な作業です。思い出の地を訪れて「足」を使うのはもちろんのこと、当時の記憶を思い出す「頭」、その内容を書き記す「手」、それにより感動する「心」というように、心身をフル回転させる必要があるからです。真剣に取り組めば、アンチエイジングにもつながりそうですね。

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