コラム
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書き方

2019/03/14

写真ありきの「自分史」

写真ありきの「自分史」

以前の記事で、自分史の大枠として「半生記」「体験記」「身辺雑記」の3つがあることに触れました。この3つに属さない、写真メインの自分史ももちろんあります。

 

 

一般論として、「自分史」はあくまでも文章がメインで、写真はそれに付加するものというイメージはあると思います。しかし「自分史」はこの形式でなければならないという縛りなどは一切なく、むしろアルバムや写真集に近いような写真メインの自分史も充分に考えられます。構成は写真が中心で、文章がおまけといった位置づけですね。

文章とは違い、写真は見たままの情報が直感的に伝わりますから、漢字が読めないくらい小さな子供たちや外国人なども含めて、誰もが気軽に目を通しやすくなるというのもメリットです。

 

実際に作る際は写真ありきで、それぞれの写真にまつわるエピソードを書いていくというのが、写真中心の「自分史」におけるベーシックな手法です。

一枚一枚の写真についてのことに触れるだけでいいので、全体的な構成などを気にすることもなく、気軽な気持ちで執筆に臨めるのも特徴と言えます。

文章量についても、例えば「近所の○○商店の前にて、小学生のときによく野球をした●●くんと一緒に」という感じで最低限の補足情報でもいいですし、もし印象的に覚えているのなら、そのとき何があったかの詳細や、一緒に映っている人と想い出やエピソードをある程度の文章量で書き記してもいいと思います。文字数制限もなく思いつくままに着手できるのが、この手法のいい点だと思います。

 

必ずしも何か書く必要もなく、ただ写真だけを並べて製本すれば、それは自分だけの写真集というか、すでに「自分史アルバム」です。前半部分はすべて写真、後半はすべて文章で構成するなど、半々に分けるパターンも考えられそうです。そもそも「文章(内面)」と「写真(外面)」は補完関係にあるわけですから、両方を効果的に用いることに越したことはありません。

 

いずれにせよ、「すでに目の前にある写真情報をそのまま使う」という自分史制作の方法は、「思い出しながら考えて書く」という一般的な自分史執筆に比べて取り組みやすいと思うのでお勧めです。もちろん写真情報を、過去を思い出すための材料として用いるだけでもいいと思います。

 

それと自分史に写真を生かすことの副産物的なメリットとして、過去の写真を整理できるという点も挙げられます。まずは、押し入れに眠るアルバムの写真の整理をしてみてはいかがでしょうか。

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