コラム
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書き方

2019/01/31

「自分史」の面白みは細部に宿る

「自分史」の面白みは細部に宿る

自分史は、細部にこそ面白みがあります。

 

自分史を書くにあたり、「波乱万丈なほうが読者は喜ぶのではないか」と考える人もいますが、現実にはドラマや小説のような劇的な人生を送っている人はほとんどいませんよね。

むしろ実際には自らの役割を全うし、ささやかな幸せを手にしている人が圧倒的に多いと思います。

そうした普通の人のなかには、「自分のありふれた人生なんて自分史を書くに値しない」と思っている人も少なくないでしょう。

 

確かに自分ではそう感じる人もいるかもしれませんが、これだけは言えます。「普通の人生など存在しない」と。

 

そもそも普通の定義自体、人によって様々。だから自分にとっての普通は、当たり前ですが他人にとっての特別なことなんです。例えば仕事一つをとっても、世の中には約1万7000種類(厚生労働省による職業分類)もの職業があります。基本的には自分が携わったことのある職業のことしか分からないわけで、後は未知の世界。要するに自分が経てきたことや価値観、考え方などを克明に記すだけで、他の人からすると興味深い内容になることは間違いありません。

 

 

その際に大切な要素が3つあります。

 

・突っ込んで書く

・本音で書く

・具体的に書く

 

例えば仕事のことなら、仕事の魅力や面白くない点、職場での人間関係、仕事へ向き合い方などにおいて、細かい心理描写すればするほど読者が引き込まれる内容になります。心の機微や葛藤は誰にでもあり、読者の共感につながりやすいからです。

その描写が細かければ細かいほどリアリティが増し、読者本人がその人生を体験したかのような気持ちにだってなれます。逆に具体性に欠けたありきたりな内容だと、読者の心は掴めません。

 

 

つまらないのは、成功者のダラダラとした自慢話(もちろん興味深い自慢話もあります)と、フワフワして取り留めのない話。いわゆる普通の人の、「自分史に書くまでもない」と思っているような内容の細部が、本当は面白い話だったりするのです。

 

 

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