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書き方

2019/01/05

「自分史」の3つの骨組み

「自分史」の3つの骨組み

 

「自分史」は大別して、以下の3つに分けられます。

 

①  半生記(自伝・自叙伝・回顧録など)

②  体験記(戦争体験・闘病記など)

③  身辺雑記(手記・日記・エッセーなど)

 

これらが、自分史を書くうえでの基本的な骨組みとも言えます。

まず①の「半生記」ですが、これは生まれたときから現在に至るまで、時系列に沿って記述するスタイルです。オーソドックスな形式で、多くの自分史はここのカテゴリに属します。

過去→現在→未来と、自身の足跡を順を追って記せばいいので、わりと取り組み安いと思います。

なお、半生記や自伝が「人の生涯」を淡々とつづるのに対して、回顧録や回想録は「記憶や見解、感情」に重きを置いたもの。実際にはそれぞれの要素が多少なりとも含まれるものですが、概念として意識しておくといいかもしれません。

 

次に②の「体験記」。代表的なのは戦争体験記でしょうか。幼少期や青年期の衝撃的な出来事として戦時中や終戦直後の出来事を鮮明に記憶している人も多く、戦争のリアルな体験を残すことは「自分史」のみならず貴重な戦争資料にもなりそうです。

近年、増えているのは闘病記や介護体験記など。それ以外にも仕事や育児、趣味、ボランティアなど、一つのテーマに絞って自身の体験談をつづったものが「体験記」です。

最後に③の「身辺雑記」は日記やエッセーのように、自由なテーマで書くスタイルのこと。

家族、趣味、旅行、食事、スポーツ、恋愛、日々感じること、疑問に思っていることなど、思いつくままに書くというものです。日々のことを記すという意味では、ブログやツイッター、フェイスブックなどのSNSも、いわゆる「身辺雑記」と言えます。書き手の人間性が表れるのも、「身辺雑記」の面白い点だと思います。

 

ここで挙げた3つだけでなく、句集や歌集、写真中心のものなど色々と考えられそうですが、核になるのはあくまでも「半生記」「体験記」「身辺雑記」。もしどうやって自分を書いていいかで迷ったら、まずはこの骨組みを意識するといいと思います。

とはいえ、この3つから選ばなければならないというわけではありません。「半生記」「体験記」「身辺雑記」の3要素が入り混じれば、より内容の濃い自分史になるはずです。

 

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