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自分史の豆知識

2022/07/22

【1927年】自分史と関連付けて書きたい1927年の出来事

【1927年】自分史と関連付けて書きたい1927年の出来事

1927(昭和2)年に生まれた人は、今年(2022年)で95歳を迎えます。

昭和元年は1926年12月26日~12月31日の6日間しかありませんでしたから、1927年は実質的に昭和が始まった年であるとも言えます。

 

この年のトピックとして、3月に発生した「昭和金融恐慌」が挙げられます。
日本は、欧州が主戦場となった第一次世界大戦(1914~1918年)時、イギリスやロシア帝国に対して軍需品などを大量に売りさばいたことで、空前の好景気が訪れました。このブームは1915年から1920年まで続き、造船業、海運業、化学工業、金属工業、機械器具工業といったあらゆる工業分野が急激に発展したのです。


しかし世界大戦が終了し、欧州諸国やロシアの生産が回復したことで輸出が激減。国内では余剰生産物が大量に生じてしまい、日本の株価は3分の1に大暴落しました。さらに1923年の関東大震災による経済混乱が拍車をかけ、社会全体に金融不安が生じていたのです。

そのなかで、第二十七国立銀行として1877年に設立された「東京渡辺銀行」が破綻し、さらに有数の財閥系商社だった「鈴木商店」も倒産したことで金融不安が表面化。ただ、大蔵大臣が臨時に現金を増刷するなどの対策を行なったことで、金融不安は多少なりとも解消されました。

 

時代的に、こうした当時好景気や大恐慌を肌で感じたことのある人は少ないでしょうが、短期間での景気変動による家族の生活の変化について、親から聞かされたことのある人は多いのではないでしょうか。こうした家族の生活の変化にまつわるエピソードもまた、自分史に書くべき内容と言えます。

 

〈1927年の出来事〉
新宿・紀伊國屋書店の創業(書店業界の実力者、田辺茂一氏が1月22日に創業。当初は木造2階建てだった)


〈1927年の新商品〉
・サイコロキャラメル(「遊べるお菓子」をコンセプトに新発売。パッケージは基本的に昔から変わっていない)
・パブロン(咳止め薬としてこの年に誕生。戦後に総合かぜ薬に)


〈1927年の新語・流行語〉
・何が彼女をさうさせたか(不遇な幼少期を過ごした女性の物語。この年に雑誌掲載され、1930年に映画化)
・青い目のお人形(親善を目的としてアメリカから贈られた人形。全国の幼稚園、小学校など2万カ所以上に配布された)

 

〈1927年に生まれた著名人〉
3月15日 関根潤三(元プロ野球選手。近鉄・巨人で投打にわたり活躍し、引退後は大洋、ヤクルトの監督に)
5月1日 北杜夫(小説家、精神科医。旅行記的エッセイ「どくとるマンボウ航海記」がベストセラー)
7月12日 京唄子(漫才師。トーク番組「唄子・啓助のおもろい夫婦」で有名に)
11月7日 山内溥(任天堂の元代表取締役社長。1983年に発売したファミリーコンピュータが社会的大ヒットに)
12月26日 メリー喜多川(芸能プロモーター。弟はジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川)

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