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自分史の豆知識

2022/07/19

【1926年】自分史と関連付けて書きたい1926年の出来事

【1926年】自分史と関連付けて書きたい1926年の出来事

1926(大正15)年に生まれた人は、今年で96歳を迎えます。


1926年は、「大正」という時代が終わって「昭和」という新たな元号が定められた節目の年でもあります。
大正時代は、大正天皇の在位期間にあたる1912(大正元)年7月30日から1926(大正15)年12月25日まで。年の暮れに元号が変わったので、昭和元年は12月26日から31日までの6日間しかありません。なお、大正天皇が崩御された年齢は47歳。自身が33歳のときに123代天皇に即位したのですが、そのわずか14年後の出来事でした。

 

大正天皇は幼少期から病弱でした。生誕した直後に髄膜炎を患い、嘔吐や痙攣を繰り返すなど一時は危険な状態に陥ったそうです。その影響で発達が遅れ、ようやく歩けるようになったのは3歳になってから。個人授業を経て入学した学習院も、中等科1年で中途退学しています。また、腸チフスや結核にかかるなど体調面も安定せず、勉学よりも健康第一の療育が行なわれました。
天王に即位してからも病気がちで葉山や日光での療養生活が続き、言語障害の症状もみられるように。1920年3月には宮内庁から陛下の体調悪化が発表され、公的行事への参加は皇太子などが代行しました。結局、大正天皇は肺炎により、47歳という短い生涯を終えたのです。

 

ともあれ、大正時代は14年で幕を閉じました。しかしその内容は濃く、政治や社会、文化における民本主義の発展や、自由主義的な運動や思想が活発化した、いわゆる「大正デモクラシー」が起こった時代。また、和洋折衷の先進的な文化が花開き、「大正ロマン」と呼ばれる華やかな時代を迎えましたが、一方でスラム街の形成や民衆暴動の発生、労働争議の激化など、新たな社会問題が生じた時期でもありました。

 

 


〈1926年の新商品〉
・明治ミルクチョコレート(森永ミルクチョコレートに追随する形で発表。パッケージはいまもなお、初代を踏襲したデザインを採用)
・キンカン(虫刺され、かゆみ止め)

 


〈1926年の新語・流行語〉

・文化住宅(洋風スタイルを取り入れた和洋折衷住宅が流行)
・マルクスボーイ(共産主義社会を標榜したドイツの経済学者・マルクスを信奉する人のこと。中途半端な知識を振りかざすインテリぶった青年に対して使われた)
・赤(社会主義や共産主義を想起させる赤旗の色から。社会主義者、共産主義者を指す隠語)

〈1926年のファッション〉

・モボ・モガ(「モダンボーイ」「モダンガール」の略。西洋の先端的なファッションを取り入れた若い男女をこう呼んだ)

 


〈1926年に生まれた著名人〉

1月8日 森英恵(ファッションデザイナー。日本のファッション界の第一人者として国内外で活躍。バルセロナオリンピックでは日本代表選手団の公式ユニフォームのデザインを担当)
2月28日 菅井きん(女優。ドラマ、映画の有名作品に多数出演したほか、晩年はバラエティ番組でも活躍)
3月13日 - 藤田田(実業家。日本マクドナルド、日本トイザらスの創業者として知られる。遺産は総額は約491億円で、2004年当時で歴代6位だった)
5月24日 安藤昇(ヤクザ・俳優。スーツ着用を推奨するなど斬新な暴力団のスタイルで若者から絶大な支持を集める。自らの自叙伝を映画化した「血と掟」に主演したことを機に映画俳優へ転向)
5月30日 渡邉恒雄(新聞記者・実業家。読売新聞グループの代表取締役主筆で、愛称は「ナベツネ」。その絶大な権力から「球界の独裁者」「メディア界のドン」「政界フィクサー」などとも呼ばれる)
9月6日 星新一(小説家、SF作家。作品のほとんどが超短編小説で、「ショートショートの神様」と呼ばれた。主人公が「エヌ氏」など独特な作風が人気)

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