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自分史の豆知識

2022/07/12

【1924年】自分史と関連付けて書きたい1924年の出来事

【1924年】自分史と関連付けて書きたい1924年の出来事

1924(大正13)年に生まれた人は、今年で98歳を迎えます。

関東大震災の翌年にあたるこの年、関東エリアでは帝都復興に向けてインフラ整備などが急ピッチで進められました。特に首都・東京では関東大震災による火災で44%が焼失したと言われており、大規模な道路整備や土地区画の整理などが行なわれています。このとき都内で整備された52本の幹線道路は、現在もほぼそのまま主要な通りとして残されています。


また復興の一環として、震災の影響が少なかった丸の内や大手町付近に巨大ビルの建設が相次いだことで、皇居周辺に一大オフィス街が誕生しました。さらに火災で家を失った下町の人々が、農村地だった杉並や世田谷に移り住んだことで、相対的に新宿や渋谷が繁華街として発展していきます。
他にも下水道整備やラジオ放送が本格スタートするなど、東京が近代都市へと発展する礎となった年であるとも言えます。震災で大被害を受けた鉄道に代わる移動手段として、新たに自動車が台頭してきたのもこの頃です。

 

一方で関西エリアに目を向けてみると、この年の7月に阪神甲子園球場が竣工しています。1915年に始まった夏の高校野球(全国高校野球選手権大会)は、翌1925年から甲子園で行なわれるようになりました。なお阪神タイガースが誕生したのがそれから10年後の1935年、翌年から日本初のプロ野球リーグとしてプロ野球のペナントレースがスタートしています。

 

 

〈1924年のヒット商品〉

・即席食品のヒット(カレー粉、ゼリーの素など)。
・日清が日本初となるサラダ油を販売(カツレツ、コロッケ、オムレツなどの洋風料理の普及に伴うもの)
・寿屋(現:サントリー)が国産ウィスキーを販売開始

 

〈1924年の新語・流行語〉

・円タク(一円均一のタクシーのこと。関東大震災で軌道が壊滅した路面電車に代わる人々の移動手段として普及)
・赤襟嬢(震災後、新たな移動手段として急増した路線バスの女性車掌を指す言葉)
・この際だから(震災の被災者が復興を目指すうえで生まれた流行語)

 


〈1924年のファッション〉

・セーター(機械編みの導入により大量生産が可能に)
・セーラー服(女子生徒用の制服として人気に)
・ハンドバッグ(災害時でもすぐに持ち出せることから)

 

〈1924年の音楽〉

・兎のダンス(♪ソソラ ソラ ソラ 兎のダンス)

 

〈1924年に生まれた著名人〉

2月26日 竹下登(政治家。74代内閣総理大臣。歌手・タレントとして活躍するDAIGOの祖父としても知られる)
3月3日 村山富市(政治家。81代内閣総理大臣。立派な眉毛が特徴)
4月29日 安倍晋太郎(政治家。1986年に派閥のトップになるも、次期総理を目前にして病死。次男は元内閣総理大臣の安倍晋三)
11月22日 青田昇(プロ野球選手。ホームラン王を5回獲得した戦前・戦後にかけてのスター選手。愛称は「じゃじゃ馬」)
12月6日 鶴田浩二(俳優、歌手。甘いマスクと哀愁を帯びた声で、昭和20年代最大の映画スターとして一世を風靡)

 

 

 

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