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自分史の豆知識

2019/11/15

「自分史」で最も大切な思い出は、いつから記憶しているか

「自分史」で最も大切な思い出は、いつから記憶しているか

過去を振り返ったとき、いつ頃からの記憶が残っていますか。

 

 

「自分史」を書くうえで、最も大切なのは記憶です。どんなに文章力があったとしても、自らの過去があいまいだと内容の濃い自分史は書けません。自分史の最高のネタは、自分の記憶のなかに全てあるというわけです。

 

では、一般的に人間の記憶はどのあたりから覚えているものなのでしょうか。専門家によると、「おおよそ3歳」という答えで一致しています。これはどの国でも同じ結果が得られているようなので、きっと人間はそういうメカニズムになっているのでしょう。

 

では、なぜ人間は0~2歳時の記憶がないのでしょうか。それは記憶をつかさどる脳の器官「海馬」が機能できる状態まで成長していないからです。この海馬が完全な形になるのが3歳くらいなので、人間の記憶も3歳以降が残っているというわけです。

 

なお、人間の人格形成において最も大切な時期は、1歳半~2歳半と言われます。海馬が発達しきる前のこの時期をどう過ごすかで、その後の人生における基本的な人格が決まってくるというのはなんだか不思議ですよね。人格形成においては、まさに「三つ子の魂百まで」なんですね。

 

ちなみに生まれたばかりの赤ちゃんの記憶力を鍛えるには、「いないいないばあ」が有効とされています。「いないいないばあ」を繰り返すことで、「ばあ」のときに親の顔があるということを覚えます。「いないいない」で顔を手で覆ったとき、「ばあ」で顔が出てくることを期待し、期待通りの結果が出るから喜ぶ。この一連のやりとりによって、記憶力は鍛えられるのです。

 

結論ですが、「自分史」を書くうえでエピソードを自力で思い出せるのは3歳から。それより前のエピソードを知るには、親から聞くしか手段がないということですね。こうした脳のメカニズムを踏まえたうえで、自分史制作を進めていただけると幸いです。

 

 

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