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自分史の豆知識

2019/10/05

ライフログは未来の「自分史」?

ライフログは未来の「自分史」?

「ライフログ」という言葉はご存知ですか。

 

 

デジタル大辞泉によると、

「人の生活のようすをデジタルデータとして記録すること。さまざまな行動や体験、思考などの個人の生活の記録を、系統的・長期的に保存しておくこと」。加えて、デジタルデータとして蓄積される個人の活動情報の履歴のことも指します。

また、総務省では「パソコンや携帯端末などで取得・蓄積された活動記録(行動履歴)情報」と定義され、主な内容として『GPSによる位置情報『ウェブ訪問先やアクセス記録』『電子商取引の決済履歴』の3点が挙げられています。

それ以外にもSuicaをはじめとするIC乗車券での乗車履歴、ツイッターやインスタグラムといったSNSへの投稿やその利用履歴、Web上の画像や動画などの閲覧履歴、音楽や映像のダウンロード履歴など、あらゆる個人のデジタルデータが含まれます。

 

では一体、ライフログは何のためにあるのか。簡単に言えば「人々の膨大な行動データを研究し、よりよい社会の実現や経済発展につなげるため」です。ライフログから得られたパーソナルなデータは、社会の大きな財産であるとも言えます。

 

現在、具体的に活用されているのは大別して2つ。

 

1つは「利用者の興味のある情報を提供するサービス」。例えばiTunesに、利用者のプレイリストを全世界から収集して分析し、ユーザーが好みそうな楽曲を自動でリスト化してくれるサービスがありますが、まさにこれはライフログから生まれたサービスです。検索ワードに関連した広告を表示するリスティング広告なども、これに該当します。

 

そしてもう1つは、「集約した統計情報として提供されるサービス」。位置情報に基づいた交通渋滞情報の提供や、ビッグデータを活かした精度の高いマーケティングなどが挙げられます。

 

ただし個人情報をデータ化するという一連の取り組みは、プライバシー保護の観点で考えると疑問が残ります。現在はその問題解決の方法も含めt、ライフログの研究は日々進められています。

 

いずれにせよ、「ライフログ」は文字どおり個人の生活の記録のこと。ということは、見方を変えればこれもある意味で「自分史」です。

このさきライフログの概念が進化していけば、そのデータが自動的に「自分史」を作成してくれる時代がやってくるかもしれません。

とはいえ、ライフログの考え方が本格化したのはここ数年の話。ライフログのように膨大かつ詳細な自らの情報が詰まった「自分史」を制作し、自らの存在を未来に発信してみてはいかがでしょうか。

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