コラム
COLUMN
自分史の豆知識
誰かの一言で、「自分史」は変わる
前回の記事では、「人生は一瞬」であることについて触れました。では、その一瞬とも言える人生をどう生きるべきか。今回は人生についての格言や名言を、いくつか紹介したいと思います。
『人生とは、思考がつくり上げるものである』
マルクス・アウレリウス(第16代ローマ皇帝 121-160年)
『人は誰しも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。しかしひとたびカードを手にしたら、どのようにそれを使ってゲームに勝つかは各自が一人で決めることだ』
ヴォルテール(フランスの哲学者・作家 1694-1778)
『人生において重大なのは生きることであって、生きた結果ではない』
ゲーテ(ドイツの作家・詩人 1749-1832)
『人生は、ケチな心配事ばかりしているには短すぎる』
チャールズ・キングスレー(イギリスの作家 1819-1875)
『世の中は、人の思うほど善くもなければ、悪くもない』
ギ・ド・モーパッサン(フランスの作家 1850-1893)
『人生の行路は楽しく、また歩むに十分値するものである。しかし、それは一度きりである』
ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家 1874-1965)
『いわゆる頭のいい人は、言わば足のはやい旅人のようなものである。人より先に人のまだ行かない場所へ行き着くこともできる代わりに、途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある』
寺田寅彦(物理学者・随筆家 1878-1935)
『人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない』
アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者 1879-1955)
『人生で必要なものは、愛と勇気といくらかのお金だ』
チャールズ・チャップリン(イギリスの喜劇俳優 1889-1977)
『明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ』
ガンジー(インドの弁護士、宗教家、政治指導者 1869~1948)
『人生に失敗がないと、人生を失敗する』
斎藤茂太(日本の精神科医、随筆家 1916~2006)
『人生は、理想と現実の間を揺れ動く旅です』
中谷彰宏(作家 1959-)
誰かの一言で自分の歴史、つまり「自分史」が大きく変わるということも往々にしてあります。他者の良い部分に学びながら人間力を高め、最終的に「人生とは何か」についての自分なりの言葉が言えたら素晴らしいと思います。自分史制作に携わるなかで、思いがけず何かふさわしい言葉が見つかるかもしれませんね。