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自分史の豆知識

2019/04/20

深く過去を思い出せる3つの方法

深く過去を思い出せる3つの方法

「自分史」を書くうえで肝心なのは、いかに過去の記憶を思い出せるかということ。

しかし年齢を重ねるにつれて経験が増えて過去も増えますから、そのぶん思い出すことがしづらくなる傾向があります。では、どうやって思い出せばいいのか。そのために有効な3つの方策を紹介します。

 

 

 

1 リラックスする

 

これは、脳を正常に動かすうえで基本的なこと。すべての記憶は脳に記憶されているわけですから、それをうまく引き出すための大前提とも言えます。

そのうえで、過去が思い出せそうなのにもう一歩のところで思い出せず焦ってしまうと、余計に脳は働かなくなります。そんなときはいったん落ち着き、深呼吸をして呼吸を整えるといいと思います。パニック状態になると脳は正常に機能しなくなるわけですから、まずはその状態から抜け出すということです。これは、ド忘れしたときなどにも有効です。

 

リラックスの方法は人それぞれ、あると思います。お風呂にゆっくり浸かったり、アロマオイルを焚いたり、散歩をしたりするなど、自分がリラックスしやすい行動を取ることによって脳が整理され、脳の奥にしまい込まれている過去の記憶も思い出しやすくなります。

 

 

2 関連したものを思い浮かべる

 

思い出したいことが思い出せないときは、それと関連するものを頭に浮かべることが有効です。例えばあるプロ野球選手の名前が思い出せなかったとしたら、所属していた球団や当時の監督、同時期に活躍したチームメイト、ポジションなどに思いを巡らすと、それに紐づいた記憶が呼び覚まされて当該選手のことを思い出しやすくなります。

 

これを自分史に置き換えると、過去の自分にまつわる場所に行く、人に会う、ものに触れるなどをすると非常に有効です。これに関しては過去の記事で触れているので、右にあるタグ一覧の「記憶のたどり方」からご確認いただけると幸いです。

 

 

3 目を閉じる

 

シンプルですが、いつでもどこでも試せる簡単な方法です。人間の脳が目から得る情報量は、脳に入る全情報量の80%と言われています。静かに目を閉じて、視界に入ってくる情報をシャットダウンすると、そのぶん記憶が辿りやすくなります。また、目を閉じることでリラックス効果につながるアルファ波が出たり、集中力が増したりするので、何かを思い出すときには最適です。

 

 

以上が、思い出す際に最適な3つの要素です。思い出せば思い出すほど、より深い情報が脳から引き出せるもの。ぜひ、これらの方法でたくさんのことを思い出し、自分史制作に活かしていただけたら幸いです。

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