コラム
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自分史の豆知識

2019/04/06

エンディングノートは「自分史」の一部に過ぎない

エンディングノートは「自分史」の一部に過ぎない

「自分史」と「エンディングノート」は、似て非なるもの。

とはいえ「思いのたけをしたためる」という点ではとても似ています。今回は、「エンディングノート」について触れてみます。

 

「エンディングノート」とは、高齢者が死に備えて自身の希望を書き留めておくノートのこと。自身が亡くなる以外に、判断力や意思疎通能力の喪失を伴う病気に罹ってしまったときなども役立ちます。

 

エンディングノートの主な内容は下記です。

 

 

・延命措置の希望の有無

・自身の介護に望むこと

・自身の葬儀に望むこと

・相続における考え方

・財産や貴重品の情報

・家族に望むこと

・家系図  etc...

 

 

ただし注意したいのは、エンディングノートには法的な効力はないということ。法的な効力を発揮するのは「遺言書」です。エンディングノートの一番の目的は、残される家族の負担を軽減することにあります。

 

エンディングノートをもとに遺言書を作成するケースがあることも含めて、自分の意思をこのノートに残すことは非常に大切なことだと思います。エンディングノート自体は書店や文具店などで販売されており、指示に従って各項目を埋めていけば完成するという形式になっているものが多いです。

 

「エンディングノート」のエンディングとは、自分の人生の最後の思いのこと。ということは、「エンディングノートは自分史の最後のパート」だと表現することもできると思います。自分の長い歴史があり、そのなかで醸成されてきた自我がエンディングにどうするかを決めるわけですからね。つまり自分史」は、オープニングからエンディングまですべてを含めた物語と言えます。言い換えれば「エンディングノート」は、「自分史」の一部に過ぎないのです。

 

ですから「エンディングノート」という最後の部分だけでなく、そこに至るまでの人生も含めて「自分史」として残すことをお勧めします。遺された家族が「エンディングノート」を読んだとき、なぜその思いに至ったのかを知るには、やはり人生全体を担う「自分史」が不可欠だと思います。

逆に「自分史」を書いている人であれば、その延長線上にエンディングノートに書き残すべきことも自然と綴れるのではないでしょうか。

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